壁一面を棚にしてしまう
狭小住宅を建てるとあるテレビ番組で、狭小住宅ならではの特殊な工法を見たことがあります。
その工法の名は申し訳ないことに覚えていないのですが、内容は壁一面が棚になっているというもの。
後付けの棚ではありません。
壁そのものを棚としても利用できるようになっているのです。
狭小住宅のデメリットといえば、まず狭いために収納が少ないということですね。
ですが、壁一面棚になっていると、そのデメリットがある程度解消されます。
棚それぞれの広さや段を工夫すれば、食器棚としても、本棚としても、クローゼットとしても、あるいは机としても利用できます。
収納する物を必要最低限に留めておけば、それだけで収納の問題は解消されるでしょう。
また、狭小住宅のデメリットのひとつに、強度の問題も挙げられます。
狭さゆえあまり多くの柱を建てられず、縦にかかる重圧に弱くなりがちな狭小住宅。
それも、壁一面を棚にすることで緩和されるのです。
棚というのは縦と横、格子状に資材が渡されているもの。
また奥行きもあるため、壁以上に厚みがあるとも考えられます。
それが壁一面なのですから、柱ほどでないにせよ重圧が分散されるという仕組み。
狭小住宅では通常の住宅に比べて可能なことは少なくなりますが、狭小住宅だからこそ出来る工夫がいくつもあります。
土地が狭いからと嘆く必要はありません。
狭小住宅ならではの工夫や暮らし方をすることこそが、狭小住宅の楽しみ方と言えるでしょう。